玉陵(たまうどぅん)は、琉球王「尚真(しょうしん)」によって、1501年に築かれた巨大な石造の王家の墓です。
世界遺産の銘板。管理事務所を抜け、玉陵へ向かいます。
ちなみに管理事務所(チケット売り場)の地下が資料室になっており、玉陵の歴史が写真入りで説明されています。琉球では、祖先崇拝信仰を統治の安定・強化に役立てるため、王家がその信仰の模範者として墓を整備したとも考えられています。
玉陵入口と玉陵全景
墓室は3つに分かれ、中央は洗骨前の遺体を安置する部屋、洗骨後の王と王妃は東側の部屋に、それ以外の王家の家族は西側の部屋に葬られています。
首里城から歩いて5分程度の場所にありますので、ちょっと足を伸ばして立ち寄ってみたらいかがでしょうか。(首里城に比べ、かなり観光客は少なかったです。)