久高島でのランチは、久高島のフェリー切符売場(船待合所)の近くにある「食事処とくじん」さんでいただきました。 切符売場 食事処とくじん このお店は、本場のイラブー汁が食べられるのですが、この日は残念ながら売り切れでした。というわけで、注文したメニューはこちら。
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久高島
久高島は沖縄県知念村の東海上にある全長約3km、周囲約8kmの南北に細長い形をした、「神の島」と呼ばれる小さな離島です。久高島に行くには安座真港から定期的に出港しているフェリー・高速船か、海上タクシーを利用する必要があり、沖縄本土とはまた違った魅力あふれる島です。
2009年12月1日
by マサオ
久高島(くだかじま)とは
久高島が神の島と言われる所以は、琉球開闢神のアマミキヨが海の彼方のニライカナイから島の北端、カーベル岬に天降り、島の中央にあるフボー御嶽を作り、やがて対岸の斎場御嶽に渡り、その後、首里まで登って王朝を開いたという開闢神話が伝えられているからです。 その他にも、五穀が初めてもたらされた場所とされていること、琉球王朝時代から王府がこの島を尊重し、国王は毎年久高島に来て祈り、国の霊的最高位となる聞得大君もこの島で霊力を与えられてその地位についたという歴史が大きな理由だとされています。 また、古来から続く祭祀組織が今でも強く残っており、年間に数多くの祭祀がとり行われています。 特に12年に一度行われる、島で生まれ育った30歳から41歳までの女性が、祖母の霊力(セジ)を受け継ぎ、島の祭祀組織に加入する為に行う成巫式祭り、「イザイホー」が有名です。ただ、イザイホーに参加できるのは、「島出身で島の男性と嫁いだ人」というしきたりに縛られて、1978年を最後に、該当者がいないなどの理由から1990年、2002年と執り行えなかったそうです。 今回、島を巡るにあたりガイドさん(島民の方)をお願いしたのですが、外間殿よりも北側は神の領域となっており、集落は外間殿よりも南端のわずかな所に集中しているとのこと。(地図はこちらから⇒久高島マップ) 外間殿(ウプグイ)と久高島宿泊交流館 久高島宿泊交流館や久高島留学センターは外間殿よりも北側に建設されていますが、本当にこれは例外で、公共施設ということで、島民のたくさんの祈りを経た後に建てられたとのことです。 久高島についての詳細は公式HPにも掲載されていますので、興味がある方はぜひご覧ください。 ⇒久高島ホームページ「神の島 久高島」 なお、久高島に観光に行く際は、ガイドを依頼する事をオススメします。(⇒久高島ガイドツアー)島の歴史、生活、祈りについての説明を受けられる事はもちろんですが、立ち入り禁止の場所や、島の風習、神事のスケジュール等を知らずに動くと島民の方々の迷惑になりますので、ガイドさんの指示に従って観光した方が楽しめると思いますよ。
2009年11月15日
by マサオ
久高島での注意事項
久高島に行くフェリーの発着所である安座真港の待合室に、以下のような注意書きがあります。 拝所などの聖地は、古来より島の人々は勿論、琉球の人々が大切に守ってきました。気軽に立ち入れない場所もありますので、訪れる際は良く確認してください。 島から石や植物、動物等を持ち帰らないようにしください。その場所にあるのが一番(自然との共生)です。 行事、神事の日はカミンチュ(神人)以外集落より北側には行けません。観光のお客様も残念ですがご理解ください。 島を美しく守るため、持ち込んだ「もの」(ゴミとなるもの)はお持ち帰りください。 キャンプは指定の場所以外は厳禁です。良く確認してください。 この島を自分の故郷だと思って美しい島にすることを心がけ、ごゆっくり休憩されて気持ちよくお帰りくださいますようお願いいたします。 皆の心がけで久高島の魅力は守られています。 また、久高島のホームページにも以下のような注意書きがあります。 久高島では今でも、自然、祖先への祈り、感謝が日常のごとく行われています。本土と違って立派な建物がある訳でもなく、自然そのものが信仰の対象です。御嶽は特に先祖の魂がとどまる場所。何百年に渡って、もちろん今でも、先祖の力を借りて家族や国や世界の為に祈りを通してきた場所です。立ち入らないようにしましょう。 集落より北の西海岸沿いには葬所があります。この島では魂と肉体(死)ははっきりと区別されます。魂はニライカナイに行き、肉体は西の海岸沿いにある葬所に葬られます。そして、葬所へはほとんどお参りしません。むしろ、穢れとして忌み嫌います。夜は特に注意。 島から石や植物を持ち帰らないようにしましょう。その場所にあるのが一番です。持ち帰ってから悪いことが続き、わざわざ戻しに来たという人が多いのです。 指定場所以外でのキャンプは禁止されています。 お祭りの日、島内北部への立入りが規制される事があります。お祭りでなくても、ミンニーの日の早朝、タティマンヌワカグラーと呼ばれる2頭の白い馬の姿をした神様が島を廻るといわれ、その姿を見るのは不吉な事とされます。 この島では御嶽では線香に火をつけません。 集落の外側には水道がありません。もちろん自動販売機なんてありません。集落より北側に行かれるときは飲み物を持っていきましょう。 久高島は島全体が聖地として大切にされています。一般の観光客には立入れない場所も、多々存在しますのでご注意ください。特に林に入っていくような細い道には、無断で入らないほうが無難です。
久高島へのアクセス
久高島に行くには安座真港から定期的に出港しているフェリー・高速船か、海上タクシーを利用します。 安座真港と高速船ニューくだか 時刻表は久高海運のホームページをご確認ください→久高島フェリー 定期航路(定期船)
イシキ浜(伊敷浜)
久高島のちょうど東側中程にイシキ浜があります。 このイシキ浜は理想郷ニライカナイの対岸にあるとされ、五穀の入った壷がこの浜に流れ着き、それから久高島、沖縄本島へと穀物が広まったとされる伝説の場所です。 琉球王もニライカナイを遥拝しにここまで訪れていました。 イシキ浜入口の看板と、イシキ浜入り口の右側にある拝所 イシキ浜 今でもウプヌシガナシー(御願立て)の祭祀の時には、ここから祈りをささげる重要な場所です。非常にきれいな浜ですが、遊泳禁止らしいですので注意してください。 なお、きれいな砂や石、貝殻、珊瑚などが砂浜に落ちていますが、持ち帰らないようにしましょう。持ち帰ってから悪いことが続き、わざわざ戻しに来たという人が多いと言われています。特に久高島では、自然の物はその場所にあるのが一番良いとされています。
フボー御嶽(久高島クボー御嶽)
沖縄七御嶽の一つで、久高島のみならず沖縄でも最高の聖地です。島の真ん中を走る道を行くと小さな看板が出ているので、場所は比較的わかりやすいと思います。 旧来から男子禁制の聖地で、敷地内の円形の広場はイザイホー、フバワクと呼ばれる行事の祭祀所となっています。
外間殿(ウプグイ)
久高殿(御殿庭・ウドゥンミャー)と並ぶ島の二大祭場の一つが、この外間殿(ウプグイ)です。 天頭神(天の神の総帥)、玉礼乃神(太陽神)、松乃美神(月の神)、ニレー大主神(竜宮神)、アマミキヨ神(国造りの神)百畑地方照乃神(植物の神)、梁万神(健康の神)などが祀られている久高島でも特に重要な場所で、旧正月をはじめとして多くの祭事・行事がここで行われています。 外間殿(ウプグイ)外観と内部 また、外間殿には「ミウプグイミンナカ」と呼ばれる、各家庭にある香炉の大元にあたる、琉球全体にとっても非常に重要な大香炉が置かれています。
2009年9月20日
by マサオ
久高殿(御殿庭・ウドゥンミャー)
外間殿(ウプグイ)と並ぶ島の二大祭場の一つが、この久高殿です。御殿庭(ウドゥンミャー)とも呼ばれ、イザイホーの舞台となった神聖な場所です。久高島の始祖シラタル(百名白樽)とその娘タルガナー(多留加那)が天地の神々を祀って、久高島の繁栄を祈った場所と言われています。 中央の建物は神アシャギと呼ばれ、イザイホーの時、神の世界とこの世の境界となります。右の建物はシラタル宮。左側の建物はタルガナーと呼ばれ、イラブー(海蛇)の薫製小屋になっています。 神アシャギとシラタル宮 タルガナー。建物裏の檻にはイラブーがうようよいます。 後ろにある森はイザイヤマと呼ばれる聖域で、立ち入り禁止になっていますのでご注意ください。
カベール岬(はびゃーん)
カベール岬(はびゃーん)は久高島の最北端にある岬で、琉球神話で、沖縄開闢神であるアマミキヨが初めて降り立ったと言われる場所です。 同時に海の神・竜宮神が鎮まる場所でもあり、ヒータチといわれる豊漁祈願をする時には、神女達は白装束を着て豊漁であるように祈ります。久高島でもっとも神聖な場所の一つでもあります。 見事な一本道を抜けちょっとした丘を登ると 美しいカベール岬の海が広がります。 青い空と白い砂、そして青い海がものすごく美しいです。この海の色は、なかなか日本本土では見る事ができない美しさですね。岩場に座って、少し休むだけで自然のエネルギーをもらえるような気がします。







