パワーストーンについて

パワーストーンとは

powerstone01.jpg パワーストーン(Power Stone)とは大まかに言うと、願いを叶えてくれたり、心身に癒しを与えてくれるといった、神秘的な力が宿った天然石(鉱物)のことを意味します。 鉱物はそれぞれ特有の波動を持ち、パワーストーンを身に着けていると持ち主に良い結果もたらしたり、願いを叶えることがあると言われています。

パワーストーンという言葉は最近使われ始めた物ですが、その歴史は古く、古来から様々な民族のあいだで鉱物には特殊な力があると考えられていました。翡翠(ひすい)はマヤ文明やアステカ文明では呪術の道具として用いられており、紫水晶は西洋では魔術や毒を防ぐ力をもっていると信じられていました。

一番有名なパワーストーンはクリスタル(水晶)で、大きな癒しの力を持っていると言われています。クリスタルは人々の癒しや心身のバランス維持のために、世界各国で何千年にも渡って用いられてきました。最も古い例だと、紀元前1600年頃のエジプトで、病人の治療用として体に当てたり、粉末にしたものを傷口に塗ったりとしたとの記録が残っています。

これらの天然石は気の遠くなるような時間を費やしてできた自然の産物です。時間を費やされるほど石にはパワーが内包され、良い影響を受けることができると言い伝えられているのです。

最近では芸能人やスポーツ選手でもパワーストーンを散りばめたネックレスやブレスレットを愛用している方が多く、パワーストーンを身に着けるという文化が浸透して気軽に身に着けることができるアイテムになりました。

しかし勘違いしてはいけないのが、パワーストーンそのものに全ての願いを叶えるパワーがあるわけでは ありません。パワーストーンを着用したり、部屋に置いたりすることで、「気持が落ち着く」「楽しい気持ちになれる」「元気になれる」「癒される」など前向きな気持ちになった結果として、良い結果が導かれるものです。

パワーストーンを大切に扱うことで、石は常にあなたを支えてくれる存在となるでしょう。

パワーストーンの歴史 「クレオパトラの愛したエメラルド」

クレオパトラがエメラルドに魅せられたのは有名な話で、自らエメラルド鉱山を所有していたほどです。鉱山から掘り出したエメラルドは、彼女自身を飾ったり、手柄を立てた家来の褒美にしたり、好みの男性へのプレゼントとして利用されたりしました。

1818年に、このクレオパトラの所有していた鉱山は紅海の近くで発見されましたが、エメラルドはクレオパトラによって掘り尽くされていたそうです。これほどまでに彼女がエメラルドを愛した理由は、その美しさはもちろん、記憶力や話術を高め洞察力や直感力を育むとされたため、政治手腕を発揮するのに大きな効力を果たしたのかもしれません。

パワーストーンの由来 「ゲーテ鉱とキュリー夫人」

文豪ゲーテはドイツ鉱物学会の創立会員で、「花崗岩について」という論文を発表するほど花崗岩好きでした。針鉄鉱と呼ばれる石は、ゲーテを偲び「ゲーサイト(ゲーテ鉱)」と呼ばれています。

また、鉱物の中からラジウムを発見したキュリー夫人の名にちなんで、「キュリー石」と呼ばれるものもあります。

パワーストーンの特長

☆波動

最先端の物理学である量子力学では、存在するすべての物質は「素粒子」というとてつもなく小さな粒で構成されており、その粒は微弱ながら絶えず振動していることが、研究で明らかになっています。波動とは素粒子が振動するエネルギーを指します。東洋医学で言う「気」や、インド哲学における「プラーナ」もこの波動の一種で、生命エネルギーとも呼ばれています。

また、最近人気の岩盤浴やゲルマニウム温浴などは特定の鉱物に熱などの刺激を加える事で、遠赤外線やマイナスイオン効果を発生させるのです。遠赤外線も、一定の周波数を持つ電磁波の一種です。鉱物の持つ電磁波(波動)が人体に伝わり、有用な健康効果を生み出すと考えられています。

☆色

カラーセラピーや色彩心理学など、昨今では「色」と心の関係やヒーリング効果が一般的になっています。また、色も電磁波の一つで、それぞれの色によって特定の波動を持っていると言われています。これらの色のそれぞれの波動が心身に共鳴し、影響していくことで効用があるのでしょう。

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パワーストーンはなぜ効くのか

amethyst01.jpg パワーストーンに関する科学的な実証は、まだ始まって間もなく研究最中の段階です。しかしながら、ミネラル(元素)・波動・色の3つのキーワードが癒しのメカニズムを解く要素であることは間違いないでしょう。

石の中に詰まった波動とあなたの持つ波動が通じ合い共鳴することで、エネルギーが高まりストレスが癒され、そして日常の様々な問題の解決や豊かな現実に結びつくことを願っています。

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