御嶽(うたき)とは、沖縄諸島では、森(ムイ)、城(グスク)、拝所(ウガンジュ)などと呼ばれる聖地の総称で、そこに神が降り立つ盤座(いわくら)として崇められ、大切にされている場所です。 御嶽の神は、ほとんどが村建ての始祖、村の功労者などの人格神や集落の守護神であり、祖先崇拝が基本の沖縄独特のものです。 神話、伝説にまつわる御嶽としては、世界遺産に指定された『斎場御嶽(せーふぁうたき)』があり、琉球最高の聖域とされ、琉球の創生神アマミキヨが作った七御嶽のひとつと伝えられています。 聖地とされた久高島(くだかじま)への遙拝や、琉球王朝時代、神職最高位の聞得大君(きこえおおきみ)の即位式がこの斎場御嶽で行われました。 地域の人々が大事に守り祈ってきた聖地が御嶽です。訪れるときは聖地であることを意識して、騒いだり、汚したりしないように慎んだ行動をしましょう。 なお、沖縄では神事は女性が主役です。久高島のクボー御嶽など男子禁制(現在は全面立ち入り禁止)の御嶽もありますので、訪れる前には充分確認しておきましょう。
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首里金城の大アカギ・内金城嶽(うちかなぐすくたき)
首里金城町石畳道を歩いていると、こんな石碑がありました。 道沿いに建てられている石碑。 国指定 金城町の大アカギ⇒ 市指定 内金城嶽⇒ とのこと。ここで案内を見つけたのも何かの縁だと思い、⇒の方向へ行ってみることにしました。歩くこと数分、那覇市内とは思えない自然あふれた森がありました。
藪薩御嶽(やぶさつうたき)
琉球開闢七御嶽の一つ、藪薩御嶽はcafeやぶさちさんの第二駐車場の奥、遊歩道を入ったところに拝所があります。 正直、ウチの奥さんはよく場所を調べ上げたなぁ・・・と感心しました。(大まかな場所は、聖地&御嶽&グスクマップをご覧ください。) cafeやぶさちさんの第二駐車場奥に遊歩道の看板があります。遊歩道を奥に進むとヤブサチ御嶽の看板が出てきます。 森の中に拝所(香炉)があります。遊歩道を抜けると休憩所があり、そこから絶景が広がります。 御嶽でお祈りして、休憩所で絶景を楽しんだらcafeで一服!・・・と思ったのですが、この日(水曜日)は定休日でした。残念。 余談ですが、休憩所から見えるアーヂ島は私有地らしく一般人は入れないそうです。鳥居っぽいものや、何かの社が見える緑豊かな島だったので興味津々だったんですが・・・。 (参考)カフェやぶさち公式サイト⇒http://yabusachi.com/
2009年12月31日
by マサオ
首里森御嶽(すいむいうたき)
首里城内の広福門と奉神門の間、下之御庭(しちゃぬうなー)という場所に沖縄七御嶽の一つであえう首里森御嶽(すいむいうたき)があります。 首里森御嶽(すいむいうたき) 御嶽の右側にある解説板には、以下のような説明が書いてあります。 首里森(すいむい)とは首里城の別称で、御嶽(うたき)とは沖縄の聖地または拝所のことです。琉球の神話では、この御嶽は神が造った聖地であり、首里城内でもっとも格式の高い拝所の一つです。城内にはここを含めて「十嶽(とたけ)」と呼ばれる10カ所の拝所があったといわれています。 国王が場外の寺社に出かけるときにこの御嶽で祈りをささげ、神女たちが多くの儀礼を行いました。石積内の植物がガジュマルやクロツグです。1997(平成9)年に復元されました。 ちなみに、首里城の中に首里森御嶽を作ったのではなく、首里森御嶽が先にあり、首里城が後から建てられたそうです。 首里城の正殿も素敵ですが、途中でちょっと立ち止まってお祈りしてみてくださいね。
玉御嶽
沖縄にはいたるところに御嶽がありますが、なんと那覇の中心地、国際道り沿いの沖縄三越裏にも御嶽があります。 三越裏(駐車場の方)の階段を上ると社が見えます。これが玉御嶽です。 実はこの玉御嶽は第一牧志公設市場に行くときに偶然見つけた御嶽なんです。 自宅に帰ってネットで調べてみたのですが、玉御嶽について書いてあるサイトは見つかりませんでした。確かに僕も、御嶽廻りがテーマの旅行でなければ、絶対に見落としていたと思います。 こんな繁華街のど真ん中にまで御嶽ってあるんですね~(しみじみ) 玉御嶽周辺の地図と写真
2009年12月20日
by マサオ
今帰仁城跡内の御嶽(ソイツギ・テンチジアマチジ)
今帰仁城跡内には2つの御嶽があります。 一つ目は大庭の北西部にある「ソイツギ」。『琉球国由来記』にある「城内下之嶽」という御嶽で、神名は「ソイツギノイシズ御イベ」。 二つ目は御内原の林の中にある「テンチジアマチジ」。『琉球国由来記』にある「城内上之嶽」という御嶽で、神名は「テンツギノカナヒヤブノ御イベ」。城内で最も崇高な場所とされ、男子禁制の御嶽です。 ソイツギ(城内下之嶽)とテンチジアマチジ(城内上之嶽) カラウカー また、大庭の南部の隅にある「カラウカー」も香炉が置かれ、拝所となっています。「カー」は井戸や湧き水をあらわす言葉で、火の神に対して、カラウカーを水の神と呼ぶこともあるそうです。
2009年12月20日
by マサオ
クバの御嶽(クボウ御嶽)
今帰仁城跡の近隣には「クバの御嶽(クボウ御嶽)」があります。山の全体が御嶽とされ、琉球神話で「アマミキヨ」が作ったとされる、「琉球開闢七御嶽」の一つです。 今帰仁グスクからクバの御嶽を望む
2009年12月15日
by マサオ
園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)
首里城の守礼門と歓会門との間に園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)があります。また、石門と周辺一体の森のことを総称して園比屋武御嶽といい、石門はこの御嶽の礼拝所になります。 園比屋武御嶽石門 園比屋武御嶽は、国王が首里城を出て各地に巡行する祭に安全を祈願した拝所です。王府の行事で、東方の拝所を巡礼する「東御廻り(アガリウマーイ)」や、琉球国最高位神女・聞声大君(きこえおおぎみ)の即位式の際にも最初にここでお参りし、「斎場御嶽(せーふぁうたき)」へと向かったとされ、国家行事や祭祀と密着した重要な御嶽になります。 沖縄観光で首里城を訪れた際には、旅行の安全を祈願されてみたらいかがでしょうか。
2009年12月15日
by マサオ
場天御嶽(ばてんうたき)・いび御嶽
場天御嶽は琉球統一を成した尚巴志(しょうはし)の祖父、佐銘川大主(さめがわおおぬし)が祀られており、東御廻りの拝所の一つです。 場天御嶽の看板とイビの森の看板。 森の中に続く階段を抜けると御嶽や拝所があります。 一番手前にある場天御嶽と地域の氏神が祀られているいび御嶽 伊平屋神(ヤマトゥバンタ)・・・伊平屋への遥拝を行う丘にあった拝所を移転したものです。 御天坐神(ウティンヂクガミ)・・・旧場天御嶽からここに移転したもので、佐銘川大主が御天への遥拝所としていた拝所。 いびの御嶽のそばには、ご神木と思われる立派な木が生えています。 実はこの他に、上場天御井戸と下場天御井戸という2つの拝所があるのですが、ちょっと時間が無くて(というか暗くなってしまって)見られませんでした。 イビの森はとても静かで、清らかな感じがする落ち着いた場所で、聖地という言葉がぴったりくる雰囲気でした。斎場御嶽や知念城跡に比較的近い場所にありますので、ぜひ立ち寄ってみてください。
斎場御嶽 (せーふぁうたき)
斎場御嶽は、沖縄開闢神(りゅうきゅうかいびゃくしん)の「アマミキヨ」が作ったとされる国はじめの七御嶽の一つで、沖縄本島における最高の聖地です。 今では男女に関係なく入ることができますが、かつて琉球の御嶽はその全てが男子禁制で、斎場御嶽では庶民は入口の「御門口(うじょうぐち)」を越えて進入することは許されず、国王であっても御門口より先に入るには袂の合わせを女装に改める必要があったといいます。 御門口(うじょーぐち) 駐車場に車を止め、御門口を通って御嶽の中に入って行きますが、地面が沖縄でよく見られる石畳になっていて、滑りやすく歩きにくいですのでヒールやサンダルは避け、スニーカー等の歩きやすい靴で行くのがオススメです。





