ウルポ・ヘイアウ(Ulupo Heiau)
カイルアビーチの畔にある、オアフ島最古の神殿と言われている「ウルポ・ヘイアウ(Ulupo Heiau)」です。
ウルポ・ヘイアウはハワイ諸島の先住民とも考えられている伝説の民メネフネ達が、手から手へと石を手渡しで運び、一晩で建設されたと言い伝えがあるヘイアウです。なお、ウルポとは「夜のインスピレーション」の意味で、夜のうちにメネフネが石を運んで建てたと言われていることから、その名が付けられたとされています。
ウルポ・ヘイアウの周りにはいくつもの湧き水があり、主にお供え用の豚を洗うために使われたそうです。なお、この湧き水は1950年代まで飲料水としても利用されていたそうです。
ウルポ・ヘイアウは北極星に向けて建てられており、その規模はおよそ長さ42メートル、幅54メートル、高さ10メートルもあります。周辺にはタロイモ等の農地も広がっており、豊作祈願のために農耕の神様「ロノ(LONO)」を祭る神殿として使われていたようです。
現在、ウルポ・ヘイアウの周辺にはバナナの木やティ・リーフ、ノニの木や、2メートル以上にも育ったタロイモなど、自然豊かな風景を楽しむことができます。
ウルポ・ヘイアウ(Ulupo Heiau)情報
ルート61(Kailua Rd=カイルア・ロード)をラニカイ方面に走り、2ブロックほど先の右側にあるYMCAの真裏にあります。駐車場へは、YMCA手前のウルイア・ストリート(Uluia St.)を左折し、1本目のマヌ・アロハ・ストリート(Manu Aloha St.)を右折した突き当たり。